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作品紹介
~No.18~
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学年・学部
4年経済学部経済学科
3年文学部国文学専攻
ペンネーム
野屋隼輝/濱田安里子
創作
天徳内裏歌合 九番『藤』
釈文
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(上)紫ににほふふぢなみうちはへて松にぞ千代のいろはかかれる(藤原朝忠)《野屋書》
(下)われゆきていろ見るばかり住吉のきしの藤なみをりなつくしそ(平兼盛)《濱田書》
意味
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(上)紫に輝く藤の花がずーっと長く伸びて、松にかかっている。まるで千年栄えるように。
(下)私がそこへ行き、その色を愛でるまでは、住吉の岸に咲く藤の花々を折り尽くすな。
コメント
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二人で合作をするのが夢だったので、こうして叶えることができて嬉しいです。杉先生、何度も郵送でご添削いただきありがとうございました。藤の花言葉は「優しさ」です。濱田さんはそんな藤の花のように優しく、時に厳しく指導してくださいました。今回の合作を経て、ひたすらに頭を垂れて教えを請う姿勢が身についたような気がします。また、濱田さんのおかげで、書道に対する熱意と、作品作りの楽しさを再認識することができました。ありがとうございます。また合作しましょう。(野)
前から合作をしたいと思っていたので、このような状況でも実現することができ、嬉しく思います。野屋さんは先輩ですが、書道においては私が先輩なので、粘り強く指導しながら一緒に練習しました。最近師範資格を取得したのですが、指導者としての力も少し身についたような気がします。野屋さん、ありがとうございました。また、何度も郵送で添削をしてくださった杉先生に心から感謝申し上げます。ちなみに背景の藤の絵も描いてみました。(濱)
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