作品紹介

~No.38~

学年・学部

4年文学部哲学専攻

ペンネーム

阿部裕彦

創作

『省察』

釈文

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戯れの小舟に乗り、思考の湖へと船出し、あとは天の息吹が帆を膨らますのに身を任せよ。目を開けたまま自分の中にあるものに覚醒し自身と対話せよ。あらゆる省察はそういうものだから。

コメント

半切横の構成に挑戦してみました。省察というとなにか積極的に頑張らなければいけないような印象も抱きがちですが、ここでは反対に受動性が指摘され、また同時に自己との対話という側面も指摘されています。拙い作品ですが、ご批評よろしくお願いします。